1抗酸化水についてさらに詳しく。

はじめに
ウォーターマックスシステムとは?
ウォーターマックスステムの特徴
ウォーターマックスシステムで良い水環境を実現。
臭い除去データー 臭物質の除去について

はじめに

近年、建物も大型高層化が進行し、超高層ビルも多くなりました。
利用可能な土地は限定されているので、これを活用するにはビルの高層化が必要不可欠な状況になってまいりました。
それによってビルの附帯設備も複雑さを伴うようになりました。
顧客、社員の健康の為に、ビルの内部、外部の設備環境確保と同時に、ビル内の特殊な衛生的環境確保することはとても重要なことです。

衛生的な環境確保ということは、建物内の環境を一定の快適な状態を維持させ空調環境、給排水、浄水等を適切に管理して「建物」という人工的な環境で生活する動植物の健康を維持させることを意味します。
この建物環境の中で取り入れるもの、排出するものは以下の通りです。

取り入れるもの           排出するもの
気体(空気             排気ガス
液体(水)             液体廃棄物(汚水、雑排水)
個体(食料、衣類、家具、医薬品   糞尿、個体混交廃棄物汚染、溶媒、廃油
インテリ              固体廃棄物(ゴミ:可燃、不可燃)
電気、ガス、水道          リサイクルゴミ等

以上のように商工、農産、畜産、水産業での水の存在はとても大きい存在です。 空気の中にも水蒸気が含まれており、上下水道は勿論、医療、食料、衣類(洗濯)、掃除、洗浄等全ての面で水は関係しています。 衛生上の問題も水を含めた包括した考えで行わないといけません。 この様な理由でG.Watersシステムの水をお勧め致します。

ウォーターマックスシステムとは?

1. 自然の傑作

ヒトの皮膚には約200万個の汗腺があって暑くない日でも毎日500mlの汗を蒸発させています。
又、呼吸で500mlの水蒸気を排出し、尿で1.5~2.0㍑の水分を排尿します。私たちは毎日2.5~3㍑の水を体外より接取し、排泄しています。
最高の循環器官である胃腸は体重60kgの人なら毎日6回程循環しているといわれています。
すなわち180~200㍑を再生していることになります。

水は地球上で液体から気体に、気体から液体に循環しています。
これは、1年に約34回繰り返しているようです。
私たちの体もこのように循環していて、植物も同様に循環しています。
夏には1ヘクタールの森林から約40キロリットルの水が空中に蒸発しています。
森林の根から葉までは、自然の水の循環通路であり、水の保護装置としても価値があります。
樹木と違って動物は、この大循環とは別で、水を体内に内包している存在といえます。
ヒトは約60~70%は水で構成されています。
生命現象の根幹は血液、リンパ液、細胞内液、細胞間質液等の体液のことをいいます。
なお、タンパク質分子の周辺には70,000にも至る水分子に接しています。
これはまるで地球表面の70%を海が囲んでいるのと同じです。(タンパク質が陸に例えたとき)

地球の総水量は146きょ(兆の億倍)トンで97%は海にあります。
例えば、地球の表面が平らの状態ですと水深は3000mにも達します
。地球に水が生成された理由は、水素の殆どは宇宙に散らばっていて、その中の1%だけが地球に存在します。
地球で発生した酸素と結合して出来た結果だといわれています。
しかし、見過ごすことの出来ない事実は、宇宙に存在する2000万℃程の超高温帯の中でも水が液体として存在できるのは、 水が個体、液体、気体の変化が100℃という狭い温度範囲だということです。
地球は、太陽との距離が液体状態の水を形成する最適な位置です。太陽系の土星は氷として形成され、
火星では水蒸気として存在しています。水(液体)として形成されているのは太陽系では地球だけです。

生命体は、この限定された温度帯の中で液体状態の水中だけで存在します。
地球の70%を熱容量の大きい水が包囲しているため、温度変化の高低を平均化しますし、
幼弱な生命体も誕生して活動出来るようになったのです。
地球に水(液体)が存在したことは非常に大きい意味を持ちます。

受精後3日目の受精卵の97%は水です。この比率はクラゲと同じです。
受精卵は以降水の比率は低くなり、8カ月後の胎児は81%、出産時は70%になります。
人間は年齢を重ねることにより水の循環量も減ってきます。それとともに老化が進行されます。
水の循環が停止したら、死を迎えます。

このような事実からみて、我々の生命と水は不可分の関係になっています。
我々は自然の観点から観たら小さな貯水槽です。広大な水の循環の中での小さな結合点なのです。
以上の点から、水は自然の傑作といっても過言ではありません。

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2.情報伝達媒体としての水

水は私たちと毎日接する非常に近い物質ですが、普通の物質と違う特異な性質を持っています。
例えば、水の分子から観ると、摂氏-90℃で凍って、-60℃で液体になるといわれています。
個体、液体、気体の三現象で存在する唯一の物質といわれています。 氷になると体積は増えますが、液体より固体の密度が低い物質というのも珍しい点です。
表面張力が大きい特長があって、それは、水銀の次に大きいのです。
水分子は相互強い引力を作用させ真空状態で水は球形になります。

ただ、地球では強大な重力に作用されて水が球形を保たず、高い所から低い所へ流れる液体になります。
この結果、無数に流れる水や渦巻きが発生し、渓谷等湾曲な大河を形成し、地下水脈などの海洋の潮流を作ります。
これと同時に、渦巻きながら流れる形は、動植物の形態を形成し、微細な部分に至るまで流線型長方形でいっぱい埋まっています。

このように、色々な水の性質の中で最近明らかになった性質が注目されています。これは、水の情報媒体としての性質です。
自然系に存在する全ては固有の情報を持っていて、これは極めて弱い電磁場として存在しています。
水の分子は物理的には微弱な磁石ですが、自然系の自己情報を記憶出来るので、この性質が水の情報媒体としての機能を可能にします。
細胞、核(DNA)の生命システムは、固有の電気特性を持ち、この現象は電位差で確認出来ます。
この点を最初に着目した人はアメリカの生物学H.セクストンバア教授です。

電気的特性が支配する空間を「生命長」と呼ばれています。
セクトンバア教授は真空箱に使用された測定機器を使用したため計測精度は低く、
ノイズが発生し電位の立証には困難を要しました。
それから彼は測定機器の改良、ノイズの軽減によって、人間のライフスタイルを測定して
外傷、興奮、運動、排卵等の活動には電位の変化が発生することを立証しました。
また、水にも長期間を掛け、昼と夜のリズム変化、新月・満月・満潮・干潮時の差、磁気風・太陽黒点の増減等によって変動することを発見しました。
その後、現在は生物物理学という分野でより精密な測定器械が開発されて、この事実をより精巧に測定できるようになりました。

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3.生体と水
セクトンバア教授の体液測定の中の中心に位置するものは免疫機能といいます。
免疫機能というのは、即ち自然治癒力、自己回復力です。これは、生命の総合力のバロメータになります。
免疫というのは、生命体が本人と他者を識別して外部環境から侵入しようとする細菌・ウイルスを拒否する作用です。
ある生物学者は生命とは選択するものであり、生物は選択的な吸収によって生命の維持が出来るといっています。
免疫機能とは、生物にとって本質的なこの選択の作用たといえます。

世界の各地には名水といわれている場所が何か所もあります。
岩盤と岩盤の隙間から美味しい水が噴出されています。昔からこの水を飲用すると病気が治るといわれている水も少なくありません。
岩盤の間で濾過され、地中の熱水と地圧で洗浄されて含有しているミネラルが溶けているのです。
でも、このミネラルが含まれなくても良い名水があります。
こんな水が名水と呼ばれる理由は、電位が低くて還元性があります。現在こんな水が販売されていますが、
運搬途中に水の性質が変ってしまい、水は汚染されます。

その対策としては、岩盤(石)を運んで水を作れば良いのです。
岩盤も固有の振動を持っています。これは分子振動です。これが共助して水と触れあって水に伝達されます。
これが自然の水です。
以前の水はそう簡単に腐敗しなかったのですが、現在の水は簡単に腐敗してしまいます。

沸かした直後の水の電位はとても低いといわれています。
氷は石と同じです。
振動は電波の波動になり、水は自由に電子を受け入れ、電位を下げます。
最近知られた事実ですが、従来水の他に、何個もの分子が丸い形態に結合されてH₃Oになっている水があることを発見しました。
H₃O⁺はH⁺が1つ多いです。H₃OのH⁺とe⁻が重要な意味を持ちます。例えば気体状態の酸素は水に溶け、
先程のH⁺とe⁻が反応して、2O₂(気体)+4H⁺+4 e⁻=2H₂O(液体)になって酸素を吸収するのです。
生体の細胞膜の膜は、全て電位差によって吸収と排出を繰り返します。

神経も一緒です。
ニューロンとニューロンの間は小さな隙間があります。この隙間で電位差を発生させ、
伝達タンパク質を生成して感覚を伝達するものです。
人間の体は、電子体の各器官の集まりだともいえるでしょう。
人間の体は60~70%が水ですから、良い水の良い影響はいうまでもありません。

水道水は見た目は綺麗ですが、浄水場で水を濾過し、異物等を除去してから更に吸着させてより単純化させた後、
最後に滅菌の為に塩素を添加します。これは還元された水とはいえないです。
一般的に良い水道水といわれる水道水の場合、周波数は120~130Hzです。名水は70~80Hzです。

現在、世界の科学者達は原始地球で起きた化学進化を実験室の装置で再現するシミュレーションを行っています。
そこには、水素、一致酸化炭素、アンモニア、メタン有酸素水、塩化水素等の還元的なガス物質を主に使用しています。
なぜなら、還元的ガスを素材にした方が、アミノ酸等の生命物質をより簡単により多い数量を得られるからです。

ですから、体に良い水に替えて飲用すると、体内の自然治癒力は当然強くなるし、
薬を服用する時は薬の効果を促進させてくれます。

西洋医学系では、病原菌を発見してこれを治療するのに大きな効果を上げました。
コレラ菌、ペスト菌等の発見、抗生物質、ワクチンの開発等は西洋医学の重要な功績であります。
しかし、近年の先進国では心臓病、糖尿病、ガン、高血圧等の生活習慣病が急増しています。子供にまで広がる傾向があります。
免疫力、自然治癒力が崩れたことと同時に、昔には無かった疾病が発生しています。
西洋医学では敵を発見して医薬品で攻撃する従来の手法ではこれらの疾病を完治することは不可能になりました。
社会全般的に増加している状況です。

低い電位の水などは、既存の西洋医学では扱い出来ません。
そこで、気、経絡などの東洋医学が最近注目されるようになりました。
例えば、気孔師が"気"を入れた水は、普通の水とは測定値が違います。
水は生きています。生きているからこそ、生体に良くも悪くも影響を与えます。
同じ薬を飲むにしても水を媒介して服用する以上、その水が良くなかったら生体は良くなりません。
だから、水は見た目で綺麗は勿論、内容の良くて生体に役立つ良い水に替えて使用する必要があるのです。

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ウォーターマックスシステムの特徴

1.還元力のある水になります
 一般の水は酸化力がありますが、名水といわれる水は自然鉱石と接触して固有の振動と還元力を持つようになります。
 G.Waterはこんな原理を利用して還元力のある名水の様な水に変わります。
2.自然の水と同じ様な安定的な水です
 自然系の全ての物質は固有の周波数(振動波)を発振しますし、
 自然界はプラスとマイナスを個々発振してバランスをとります。
 特殊な方法で製作されたGセラミックはこの様な自然の原理で製造しました。
3. 酸化鉄によって発生する錆を設置当日から一週間以内で綺麗に落とします。
 設置後、異物質などが落ちることがありますが、これは付着物の分離によるものです。
 付着物を落とす方法で磁石等で電流を流す方法がありますが、効果が発揮するまでには1~2年、早くても半年以上はかかります。
4.一般細菌、大腸菌の減菌。  
 還元力のある水では酸素やガスなど溶質が溶けやすくなります
 偏性嫌気性菌と通性嫌気性菌は酸素の多い水では長く生きられません。
 ですから、大腸菌は陽性域が陰性に変わって1mlの中の一般細菌数が一瞬で25個以下に死滅します。
5.下水、排水の浄化。
 使った還元水をそのまま排水すると排水管に付着している有機質や脂質などがアカ、泥類が自然と無くなり、掃除したようになります。
 また、排水管で発生する悪臭も完全に消臭出来ますし、スケイル類も除去します。
6.浴室、洗面所、洗濯室、トイレ等の悪臭が消える。
 トイレに下水や排泄される排泄物、泥類は1~2カ月過ぎると、掃除をしたように外観上で差が判る程綺麗になりますし、悪臭も消えます。
 浴室に発生するカビ類も繁殖しなくなりますから掃除が楽になります。
7.洗濯が綺麗になると同時に静電気発生を防ぎます。
 還元水はガス等溶質を良く溶す性質がある為、少量の洗剤でも洗濯効果が大きいので、
 洗濯がとても楽です。静電気の発生も一般より半分ほどまでに抑えます。
8.室内の空気も換えます。
 室内の空気の中には湿気が含まれていますが、この湿気も水です。
 室内でこの還元水を使用するか容器に水を溜めて放置するだけで、部屋の空気を換えられます。
 特に病気を持つ患者はプラス電荷を受けやすいので、マイナス電荷に換えてあげる必要があります。
 スポーツクラブやホテル等にもマイナス電荷の部屋があれば中和され、疲労が取れますし、蚊やアブラムシなどの虫が湧きません。
9.還元水使用時、炭酸カルシウムや有機マグネシウムなどスケイル除去に効果的です。
 ボイラーや冷凍機などの熱交換機部に付着する炭酸カルシウムや有機マグネシウムなどのカスは、熱交換率を下げ電力効率の低下を招きます。
 この還元水は、これらの付着を除去することは勿論、再付着を防ぎます。
 もう付着されている異物質やカスは2~3か月以内に殆ど除去出来ます。
10.水の色度や濁度に大きな効果。
 水の色度が40から2に、濁度は20から0.5以下に数値が下がりました。
11.畜産や水産に大きな効果。
 還元水を牛、豚、鶏に飲用させたところ、抗生物質の使用量が90~100%減量しました。
 肉質も3等級から1等級に改善され、蚊やはえ、アブラムシなどの虫が湧かなくなり、畜舎の悪臭も殆ど消滅したので、近所に畜舎があっても汚染や悪臭がありません。
 水産・養殖にも海水、淡水両方とも廃死率が下がって薬剤投与も減少することで経済的、環境的にも畜産、水産に多いに役に立ちます。
12.ボイラー燃料(石油類)の燃費向上。
 自動車等ボイラーの燃費が平均15%向上されると同時にNOxの大幅な減少効果が得られます。
 例えば、室内で発動機を使用する時にも排気ガスの悪臭が一切しませんし、ススが発生しません。

以上の効果は、800種の検視を行って実証され、これを土台にしています。
直接体験して下さい。

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ウォーターマックスシステムで良い水環境を実現。

1.各施設の悪臭を除去して自然の雰囲気を建物の内、外部に実現。
2.ウォーターマックスシステムによる衛生効果で建物の清潔と同時に衛生的な環境づくりと給食センターの細菌対策活用が可能ですし、
シャワー室、トイレなどの排水に大きな効果を発揮します。 3. 建物内の生活下水道配管のカスや付着物を防止して維持及び管理することに役立ちます。
4. 建物内、外の空気をマイナスイオンに還元させるため、空気改善による健康増進。
5. ボイラー水や冷却水として使用すると、熱効率向上によって経済的になりますし、冷却塔の冷却水棲み付いている細菌(レジオネラ菌等)繁殖を防止する。
6. 石油等の燃量の節減に効果。
7. 衣類、寝具類の洗濯に使用すると、静電気の発生を半減させる。
8.動物、植物にも良い影響を与え、人間以上の良い結果を得られる

臭い除去データー
臭物質の除去について


1. 発生悪臭物質
不快な臭いは以下の悪臭物質が発生したときに特に不快感を感じます。

塩基性系統   NH₃     アンモニア
       CH₃)₃N    トリメチルアミン
酸性系統    H₂S      硫化水素
       CH₃SH     メチルメルカブタン
中性系統  (CH₃)₂S₂    二硫化メチル
       CH₃)₂S     硫化メチル
       CH₃CHO    アセトアルデヒド

2. 悪臭物質概要
(1)アンモニア
 常温で刺激的な臭いを持っている無色の気体。細菌によって含質素有機物の分解結果、だいたいは汚染が原因です。
 この物質は水、アルコールに溶けやすく、アルカリ性で酸と中和反応してアンモニア塩を作って配位し着塩します。
(2)トリメチルアミン
 第3アミンの1つで広く存在し、動、植物が分解する時に発生します。
 トリメチルアミンの母体としては、グリシンべタイン、ドリチルアミンオキシドコリン等で、
 刺激性の魚類の臭いを持つ無色の気体。強い塩基性を示します。
(3)硫化水素
 腐った卵の臭い、強い毒性を持つ無色の気体。水中のPK(酸解離度?)7,06(25℃)、PK₁13.90(25℃)、
 水に対する溶解度は炭酸ガス(CO₂)の約2倍で、水100mlに0.699g(0℃)、0.380g(20℃)、0.000g(100℃)、飽和水溶液に空気を通すと酸化され、有黄を沈殿させます。
  2H₂S+O₂  → CuS+H₂O
 高温又は水の存在下で多くの金属及び酸化物と簡単に反応して硫化水を作ります。
  H₂S+CuO  → CuS+H₂O etc
 水素、塩素、臭素とは激しく反応します。ヨウ素とも反応します。
(4)メチルメルカブタン
 別名:メタンチオール。コルタール、石油の残有物に含まれています。
 また、動物の消化器器官中のタンパク質の塩基性菌(嫌気性菌)が作用すると排出されます。
 強い悪臭を持っている気体。水1㍑の溶解度は23.30g(20℃)です。
悪臭の発生源は、クラフトパルフ製造工場、家畜の肉、臓器等を原料としている皮革、油脂、飼料などを製造する施設、魚臓骨処理工場などです。
(5)二硫化メチル
 ニンニク類の不快感を持っている液体。発生源はメチルメルカブタンと同じです。
 クラフトパルフ製造工場、魚臓畜、ゴミ、上水等の処理場です。
(6)硫化メチル
 別名:ジメチルスルヒド。不快感を持っている液体。水には溶けません。
(7)アセトアルデヒド
 刺激的な臭いのある無色の液体。

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3. 従来からの悪臭除去の処理方法
塩基性系統:
悪臭物質  H₂SO₄  HCl  NaOH  NaCl
            (水に溶ける塩基)
NH₃ 2NH₃+H₂SO₄ NH₃+HCl H₂O→H⁺+OH⁻
アンモニア → (NH₄)₂SO₄ →NH₄Cl NH₃+H⁺→NH₄OH
(CH₃)₃N 第3アミンは酸とは反応しません。

酸性系統:
硫化水素(H₂S)
F、Cl、Br、と激しく反応して硫化物を生成。2MCl+H₂S→M2S+2HCl
金属等酸化物と簡単に反応して硫化物を生成。
(1)CuSO₄、Pb(CH₃COO)₂、NH₄Clの薄い溶液に通過させると黒色、無色、黄色等の沈殿物が生成。
CuSO₄+H₂S → CuS↓+H₂SO₄
Pb(CH₄COO)₂+H₂S  → PbS↓+2CH₃COOH
2NH₄Cl+H₂S → (NH₄)₂S↓+2HCl

(2) Fe¹SO₄+H₂S  →  Fe¹S↓+H₂SO₄
ZnSO₄+H₂S  →  ZnS↓+H₂SO₄ MnCl₂+H₂S  →  MnS↓+2HCl

メチルメルカブタン
水1㍑の溶解度は23.3g(20℃)。
発火点が0℃ですので可燃性ガスの規定を受ける。(爆発濃度3.9~21.8%)

中性系統:
*二硫化メチル
*硫化メチル
エタノール、エーテルに溶けるのでこれらを適用させます。 *アセトアルデヒド
水中では水に添加され、ケト(アルデヒド)と平衡関係にあると思われる。

   O           OH
    |            |
CH₃―C+H₂O  →  CH₃―CH
    |            |
   H           OH

アルコールの反応と似ています。
溶解陽イオンとの反応によってアルデヒドの性質を失います。

2M⁺+CH₃CHO+H₂O
              OH
               |
      →  CH₃―CH+2H⁺
               |
              OH

4. 育成疏水システムによる悪性物質との反応
悪臭物質の除去基調:

(1) アンモニア(NH₃)
水に溶解する基調と同じく酸化還元電位の低下によりシステム内の水は自由電子により2H₂O+(2e)→2H⁺+2OH⁻に変わり離れやすくなります。
この水に溶解され脱臭した形態になります。
2NH₃+2H⁺+2OH⁻→2NH₄OH

(2) トリメチルアミン《(CH₃)₃N》
システムにより解離促進された水に作用します。
(CH₃)₃N+3H⁺+3OH⁻→3CH₃OH+NH₃2NH₃+2H⁺+2OH⁻→2NH₄OH
になり、CH₃OH、NH₃は水と一緒に溶解されます。

(3) 硫化水素(H₂S)
気体の酸素はシステム内の還元水により、以下のように溶解が促進されます。 O₂(g)+4H⁺+4eH₂O・・・・・・・・・・・ⓐ
O₂(g)+2H₂O+4e4OH⁻・・・・・・・・・ⓑ
ⓐとⓑの反応によって発生したOH⁻との反応により、
2H₂S+4OH⁻→4H₂O+2S↓になって遊離硫黄が沈殿します。

(4) メチルメルカブタン(CH₃SH)
NH₃と同じように、システム内にあるH₂Oの解離反応によって、
H₂O→H⁺+OH⁻の反応が促進され、この解離されたH⁺とOH⁻が、
CH₃SH+H⁺+OH⁻→CH₃OH+H₂S(硫化水素)になり、H₂Sは(3)の反応により処理されます。

(5) 二硫化メチル
システム内の水の解離により、
CH₄─S=S─CH₃+4H⁺+2OH⁻→2CH₃OH+2H₂S
の反応によって処理されます。
(6) 硫化メチル《(CH₃)₂S》
水に溶けない為、変化はないです。

(7) アセトアルデヒド(CH₃CHO)
水中では水が付加されケト(アルデヒド)と平衡関係にあると思われます。

     O      OH
    |      |
CH₃─C+H₂O ⇄ CH₃─CH
    |      |
    H      OH

よって、これはアルコールの性質を持っています。
H₂Oとの反応促進については、H₂O→H⁺+OH⁻がシステムの中で促進されますから、上記の反応はより促進、水に長らく溶解されています。

5. その他の内容元素と悪臭物質との関係

水道水の滅菌の為に添加される塩素(Cl)、次亜塩素酸カルシウム水《Ca(ClO)₂・H₂O》または《Ca(ClO)₂・3H₂O》が付加されます。
水溶液の中では《Ca(ClO)₂》→CaCl₂+O₂または、3Ca(ClO)₂→Ca(ClO₉)₂+2CaCl₂になっています。
これは、2ClO⁻→2Cl⁻+O₂と、ClOは不安定ですので、分解されないと思われます。
また、熱水中では特に早く分解され、3ClO⁻→2Cl⁻+ClO₃⁻になります。
PHが低い場合に反応はよく起こります。
水中で分解反応を起こした2ClO⁻→2Cl⁻+O₂は酸化水の常態では、O₂の溶解が減り、右の反応が移動します。
だから、塩素分が離れ塩素溶澱酸素のよる滅菌効果は減少されるのです。

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